ガラスを使った包材

家庭でも使用される耐熱ガラスは一般的な熱湯用のものと直火用の超耐熱のものがあり、熱湯用は120℃、直火用は400℃でも耐えられ、30分それぞれの耐えられる温度で加熱した後、冷水に浸して急速に冷やしてもひび割れない強度を持っています。

その他にも割れやすいというガラスの欠点を補う方法として、酸化すずや酸化チタンなどを表面に沈着させたり、プラスチックでコーティングしたり、ガラス粉末に顔料を混ぜ熱を加えて溶接するなどがあげられますが、表面の防護に加え装飾としても利用されます。

また表面に薬品などを付着させるだけでなく、細かい砂などで削るエッチング、更にフッ酸で化学処理を施し乳白色のすりガラスのような加工も割れにくくする工夫であり、デザイン性が高いだけでなく、手垢・水垢などの汚れをつきにくくするというメリットもあります。

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